
こんにちは、WEBデザイナーのねこふらいです。
最近めっきり寒くなってきましたね。お陰様で体調を崩す今日この頃です!
さて、この記事を読んでくれているということは、あなたも「WEBデザイナーになりたい!」と思っているのでしょう。
でも、WEBデザイナーになるためには一体全体どうしたらいいの?
ど田舎出身の私にとって、デザイナーとはまさに『憧れの職業』でした。しかし、学校やハローワークにある求人は工場の工務や介護がほとんど。奇跡的にデザインの求人があったとしても、即戦力を求めている会社ばかりです。
当時の私は「デザイナーってどうやってなるん!?」とまさに混乱状態。
そんな悩みを払拭するため、『未経験でWEBデザイナーになる方法』を解説していきたいと思います!
もくじ
そもそも未経験でWEBデザイナーになれるものなの?
結論から言って、なれます。
事実、私も未経験でWEBデザイナーになりました。もちろん採用までの過程で何社か落とされたりしましたが、未経験でも採用してくれるところはあります。ですので変に身構える必要はありません!
デザイナーと聞くと「お洒落な職業」みたいなイメージが先行して敷居が高く感じられるかもしれませんが、全然そんなことはありません。当時の社長に「デザイナーってすごく敷居が高そうで、選ばれた人しかなれなさそうな職業ですよね」と言ったところ「全然そんなことないよ!」と笑われたくらいなので安心してください(笑)
未経験でもなれる職業なので、肩の力を抜いていきましょう!
WEBデザイナーって何をする仕事?
WEBデザイナーの仕事は、ホームページをはじめとしたWEBサイトのレイアウト(外観)をデザインすることです。
今あなたが見ている、このサイトをよく見てください。
このようなサイトの見た目を作るのがWEBデザイナーの仕事です。
後述する『Illustrator』『Photoshop』といった、デザイナー御用達のデザインツールを使って画像素材を作り、サイトのレイアウトを組み立てていくんです。

また会社によりけりですが、WEBデザイナーがコーディングという作業も行う場合もあります。
サイトのレイアウトができたからそれで終わりではありません。
あなたが作ったサイトデザインをインターネット上に公開するためには、HTML・CSSなどのマークアップ言語を使い、ブラウザに表示されるようにしなければいけません。これがコーディングです。WEB制作を行う上で非常に重要な作業となりますので、言葉だけでも覚えておきましょう。


基本、WEBデザイナーの仕事はサイトのレイアウトをデザインする事です。
が、会社によってはコーディングも担当することになるかもしれません。現に私もWEBデザインとコーディングの両方を行います。WEBデザインと違いコーディングは難しいですが、今後WEB制作でやっていくなら覚えておいて損はありませんよ。
WEBデザイナーに必要なスキルは?
基本的な3つのスキル
WEBデザイナーの仕事が何たるかを解説したところで、次に必要となるスキルについて説明します。
WEBデザイナーに必要なスキルは
・パソコン
・Illustrator
・Photoshop
が扱えることです。
WEBデザイナーの業務は基本的にパソコンで行われます。OS(Windowsやmac)は問いませんが、パソコンの基本操作ができなければなりません。
そして次に必要となるのが『Illustrator』と『Photoshop』の操作スキルです。
これは全世界のデザイナーさんがお世話になっている『Adobe』様が提供しているソフトウェアです。サイトをデザインする上で必要となる画像素材を作るためのソフトと思ってください。
詳しい使い方については割愛しますが、WEBデザイナーになる以上、『Illustrator』と『Photoshop』は避けては通れません。公式サイトの方で1週間の無料体験が設けられているので、触りだけでも覚えておいたほうがいいでしょう。
もちろんデザイナーを名乗る以上デザインセンスも必要ですが、最初からセンス抜群な人間はいません。地道に練習を重ねて、より良いものを作れるようになりましょう。
場合によって求められるスキル
コーディングも担当することになる場合は、WEBデザインとは別にマークアップ(WEBデザインをブラウザに表示するための記述方法)のスキルも必要になります。
最低限覚えておかなくてはならないのは
・HTML
・CSS
の2つです。
コーデイングも担当するのなら、この言語は覚えておきましょう。
未経験でもなれるの?
「未経験でもWEBデザイナーになれる」
冒頭でも述べましたが、未経験でもWEBデザイナーになれます。
とは言え、ここまで話を聞いて「WEBデザイナーって覚えることが多そう…。経験者を求めるのも納得」と思ったのではないでしょうか?
実際に覚えることは多いです。
パソコンの操作スキルはもちろんのこと、『Illustrator』と『Photoshop』の基本的な使い方。コーディングも担当する場合はHTML・CSSはもちろん、用途に応じてJavaScript・PHPといった言語も覚えなくてはいけません。
「デザインが好き!」「コーディングが好き!」くらいの気持ちがないと続けるのは難しいかもしれませんが、逆に言えば、向上心があればこの業界でやっていけます。
しかもWEBデザイナーになるにおいて、必要な資格はありません。求められるスキル(実力)はあっても、資格は必要ないので新たに取得しなければならないということはありません。
なので未経験でもWEBデザイナーになれます。
基本的にどの企業も経験者を求めますが、未経験者を募集している企業もあります。WEBデザイナーになりたいのであれば、まずは敷居の低い『未経験可』の企業を攻めていきましょう。
採用されるための工夫
ここでアドバイスです。
『未経験可』だからといって、「入社してから色々教えてもらおう」というスタンスは禁物です。初心者なりにも予め勉強しておくことをお勧めします。すると意外と好印象を持たれて可愛がってくれることがあるので(笑)、求人に申し込む前にある程度勉強しておいたほうがいいでしょう。
『Illustrator』と『Photoshop』は月額制の有料ツールですが、1週間だけ無料体験版を使うことができます。
パソコンを持参しているのであれば、無料体験版を有効に使って、他のWEBデザイナー志望の方と差をつけてしまいましょう。
この時、入門書をそれぞれ1冊ずつ購入しておくことをお勧めします。私が参考にした入門書のリンクも貼っておくので、ぜひ参考にしてみてください!
中にはコーディングスキルを求められる求人もあるかもしれません。
この場合も同じように、予め勉強しておくのが吉です。何故ならコーディングの学習はとにかく時間がかかります。入社したら先輩方が教えてくれるとは思いますが、事前学習をしていると、その分理解が深まります。最低でも参考書1冊は絶対に読破しておきましょう。
私が入社前に参考にした本のリンクも貼っておきますので、よかったら参考にしてください!
ねこふらいの転職体験談
とどのつまり行動あるのみ
未経験でWEBデザイナーになるにはどうしたらいいのか?
必要なスキル、求人に申し込む前にすべき事を説明してきましたが、早い話「とりあえずある程度スキルを磨いて、未経験可のところにアタックしよう!」という事です(笑)
もちろん完璧に覚える必要はありません。これから自分が足を踏み入れようとしている業界・仕事がどういうものなのか? それを実際に体験しているだけでもかなり違いますよ。
さて、最後になりますが、ここで私・ねこふらいがどのようにして未経験でWEBデザイナーになったのか、簡単にではありますがご紹介して、今回の記事を締めくくらせていただきたいと思います!
ねこふらいが未経験で採用されるまで
私がデザイナーになりたいと思ったのは2016年の年末のことです。
9月あたりからハローワークや求人サイトで探していたのですが、書類選考で落とされたり、面接にこぎつけても不採用だったりの連続でした。基本求人はどれも『未経験可』だったのですが、敷居が低い分倍率も上がってしまうわけで…。
年末には当時勤めていた会社を辞めるのが確定していたので、本格的に「これはまずいぞ!」と焦りが募っていましたね。
そして次に面接までこぎつけたのが今の会社です。
さて、この会社なのですが、実はハローワークや求人サイトで募集をかけていたわけではありませんでした。求人をかけていた場所は、驚くことに『Twitter』だったんです!
ハッシュタグで『#求人』『#求人募集』と調べてみてください。結構出てきます。
今現在、転職サイトやハローワークなどで上手くいっていない方は、趣向を変えてSNSで探してみるのも手かもしれません。IT関係の求人もよく見かけますよ!
何はともあれ、Twitter求人のおかげで晴れて採用が決まったのです。
もともと未経験可の求人だったのですが、事前に『Illustrator』『Photoshop』に触れてその点をアピールすると、割と好感を持ってくださいました。おかげで結構スムーズに採用まで事が進んだ気がします。
当初、私はWEBデザイナーではなくグラフィックデザイナーを希望していたので、コーディング学習はしていませんでした。なので入社までの1ヶ月の間に入門書を2冊読破し、HTML・CSSが「少しだけ触れる状態」にまでなっておいたのです。
これも意外と好感触。
こうして私は未経験でWEBデザイナーになっていきました。
まとめ
最後に今回の記事で抑えておいてもらいたいポイントを、7つにまとめてご紹介します。
- 抑えておきたい7つのポイント
-
- WEBデザイナーの仕事は、WEBサイトの見た目をデザインすること
- 未経験でもWEBデザイナーになれる
- WEBデザイナーに必要なスキルは『パソコン操作スキル』『Illustrator』『Photoshop』
- 会社によってはコーディングを担当することもある
- 実務経験がない以上、求人は『未経験可』を狙うこと
- あらかじめ必要となるスキルに触れておくこと
- 求人が見つからない場合は、SNSを活用する
この記事が少しでもあなたの役に立てたら幸いです。
あなたと一緒に仕事ができる日を、心よりお待ちしております!